2月18日といえば何の日を思い浮かべますか?
二十四節季に詳しい人だったら、この頃になると「雨水」なんて言葉を思い浮かべるのではないでしょうか?
さてここでは、雨水を含む「2月18日といえば何の日か?」に関する事や、その年の2月18日の主な今日の出来事などをまとめました。
2月18日は何の日?
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二十四節気-雨水
雨水
二十四節季のひとつで、2月18日頃から3月4日頃まで「雨水」と呼びます。
雨水は「水ぬるみ、草木の芽が出始めるころ」という意味で、春めいた気候に変わり始める頃とされています。
また、農作業に取り掛かる時期であったり、春一番が吹いたりと、春の訪れを感じるような時期でもあります。
(補足)
春一番が吹くと「春がもうすぐでやってくる」というふうに一般的に言われます。
しかし、「三寒四温」という言葉があるように、三日ほど寒い日が続いた後に、暖かい日が四日続くという不安定な気候が繰り返されるので、体調を崩さないよう注意したいところです。
嫌煙運動の日
1978年(昭和53年)2月18日、嫌煙権確立をめざすめざす人びとの会が設立された日に由来して「嫌煙運動の日」が制定。同会により日本での本格的な嫌煙運動が始まりました。
1988年に地下鉄での喫煙が全面的に禁止されると、2003年には健康増進法が施行され、受動喫煙を防止する措置を講じるよう努めなければならないことが規定されました。
(補足)
今でこそたばこが吸える場所は、昔と比べかなり限定的になりました。また、ドラマでも喫煙シーンを見かけることは、以前よりなくなりました。
しかし、昭和時代では職場の机をはじめ、映画館の席、寿司屋のカウンター、電車や飛行機の中でもたばこを吸うことができました。
しかも、駅のホームでは喫煙所ができるまで、ホーム全体が灰皿代わりで線路内にポイポイ吸い殻が捨てられていました。
今では考えられないことですが、昭和時代ではそれが日常の風景だったようです。
冥王星の日
1930年2月18日、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボ―が冥王星を発見したことを記念して制定。
冥王星は太陽系第9惑星でした。しかし、2006年、チェコ・プラハで行われた国立天文学連合の総会で、冥王星を惑星から除外することが決定されました。
除外理由は、惑星の定義を満たしていなかったため。
※縁起の良い日についてはこちらの記事にまとめています
縁起の良い日・悪い日
今日の出来事
ここでは、その年の2月18日にあった主な出来事を一覧でご紹介します。
2021年2月18日(木)の主な出来事
吾峠呼世晴さんが選出
アメリカのタイム誌は、若い世代から主に支持される「2021年次世代の100人」を発表。日本からは漫画『鬼滅の刃』の作者である吾峠呼世晴さんが選ばれた。
新会長が決定!!
東京五輪・パラリンピック組織委員会は、辞任した森喜朗前会長の後釜に橋本聖子五輪相を選出した。橋本氏は会長職を受諾し、五輪相を辞任。また、五輪憲章が掲げる「政治的中立」を疑問視されかねないとして、翌日に自民党を離党した。橋本氏の後任には、五輪相経験者の丸川珠代氏が就任した。
俳優の小峰隆司さんが死去
時代劇の斬られ役として活躍した俳優の小峰隆司さんが亡くなった。87歳だった。小峰さんは『水戸黄門』などの人気ドラマで数多く斬られ、「1万回死んだ男」と呼ばれた。
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