2月28日、2月29日といえば何の日を思い浮かべますか?
2月29日が閏年なんてすぐ思いつく方は多いと思いますが、2月28日はいまいち何があったかわかりませんよね。
調べてみると「ビスケットの日」や「バカヤローの日」なんて記念日がありました。バカヤローの日って一体どういうことなんでしょうか?
さてここでは、「2月28日」「2月29日」といえば何の日かに関する事や、その年の2月28日・2月29日の主な今日の出来事などをまとめました。
目次
2月28日は何の日?
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ビスケットの日
全国ビスケット協会が制定。
1855年2月28日、パンの製法を学んでいた水戸藩の柴田方庵が、「パン・ビスコイト製法書」というパン・ビスケットの製法を書いた手紙を同藩の萩信之助に送りました。この手紙がビスケットの製法を記した日本最初の文書とされています。
また、ビスケットはラテン語で「2度焼かれたもの」という意味があり、「に(2)度 焼(8)かれたもの」という語呂合わせもあるそうです。
バカヤローの日
1953年(昭和28年)2月28日、当時の吉田茂首相が衆議院予算委員会の質疑応答のなかであまりにも興奮し「バカヤロー」と発言。このことが物議を呼び、「バカヤロー解散」へと繋がりました。
このバカヤローの日では、日ごろ、頭にきていることに対し「バカヤロー」と叫んでもいいとされています。
(補足)
吉田首相の「バカヤロー」発言は、小声で席についたまま呟いたものでしたが、偶然マイクがその声を拾って騒ぎが大きくなったそうです。
この発言が元で内閣不信任案が提出されたのち、衆議院は解散(バカヤロー解散)となりました。
織部の日
1988年、岐阜県土岐市が制定。
1599年2月28日、古田織部が焼いた織部焼が、歴史上はじめて文献に記述されたとされることから記念日になりました。
(補足)
武将であり茶人であった古田織部は、千利休の弟子であり、利休亡き後は「天下一の茶人」と称されました。
古田織部によって生み出された織部焼は、独特の形をしており「へうげもの」とも言われました。
※へうげもの…「ひょうきん者」「おどけたことを言う人」の意。
古田織部を主人公にした漫画
戦国武将・古田織部の型破りな生涯をユーモラスに描いた漫画「へうげもの」(山田芳裕・著)が、2005年から2017年にかけて週刊モーニングで連載されました。
2月29日は何の日?
閏年
明治時代から日本でも採用されているグレゴリオ暦は、365日で地球が太陽の周りを1周するとしています。
しかし、実際は365.24日であるため、4年で約1日のズレが生じます。その暦と季節のずれを調整するために、4年に1度「閏年」を設けています。
(補足)
日本の法律では、2月29日に生まれた人は、2月28日生まれとみなされます。
富士急の日
富士急行株式会社が制定。日付は「ふ(2)じきゅう(29)」の語呂合わせから。
同社が運営する「富士急ハイランド」では、4年に1度来る2月29日に特別なイベントが行われています。
※縁起の良い日についてはこちらの記事にまとめています
縁起の良い日・悪い日
今日の出来事
ここでは、その年の2月28日にあった主な出来事を一覧でご紹介します。
2021年2月28日(日)の主な出来事
マラソン、鈴木健吾選手が日本新記録!!
最後となったびわ湖毎日マラソンで、富士通の鈴木健吾選手が大迫傑選手の記録を33秒更新する2時間4分56秒の日本新記録で優勝した。日本選手の2時間4分台は初めて。また、2時間10分を切った選手は42人もいた。
通帳・キャッシュカードが出てこない
みずほ銀行のATMで取引が出来なくなる障害が発生。ATMに入れた通帳やキャッシュカードが出てこなくなるなど、店を離れられない利用客がいた。
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