4月24日といえば何の日を思い浮かべますか?
調べたところ、『日本植物学の父』と呼ばれる牧野富太郎博士の功績を称えた「植物学の日」という記念日ありました。
高知県にある牧野植物公園に何度か行ったことがありますが、牧野博士の記念日があるとは知りませんでした(汗)
さてここでは、植物学の日を含む「4月24日といえば何の日か?」に関する事や、その年の4月24日の主な今日の出来事などをまとめました。
4月24日は何の日?
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植物学の日
日本の植物学者・牧野富太郎博士が、文久2年4月24日(1862年5月22日)に誕生したことにちなんで制定。
牧野博士は幼少の時から植物に興味を持ち、ほぼ独学で植物学の知識を身に着けたそうです。
東京帝国大学(現・東京大学)の植物学教室への出入りが許されると、植物分類学の研究に打ち込むようになり、多くの新種を発見・命名。のちに「日本植物学の父」と呼ばれるようになりました。
牧野博士は標本や観察記録など50万点に及ぶ研究成果を残し、さらに著作の『牧野日本植物図鑑』は現在でも研究者や愛好家の間で使用されているそうです。
なお、牧野博士の伝記「牧野富太郎【日本植物学の父】」が、2021年の夏休みの課題図書(中学生の部)の課題に選出されました。
牧野博士に関する施設
高知県高岡郡佐川町
牧野博士は高知県高岡郡佐川町の出身で、同町には『牧野富太郎ふるさと館』『牧野公園』という施設があります。
牧野富太郎ふるさと館では、牧野博士の遺品や直筆の手紙などが展示されています。
高知県高知市
牧野博士は1957年(昭和32年)1月に亡くなりましたが、その翌年の1958年4月に高知市郊外にある五台山に、牧野博士の功績を記念した『高知県立牧野植物公園』が開園しました。
園内は西南日本の植物や牧野博士にゆかりのある植物など3000種が栽培されています。実際に足を運んだことが何度もありますが、美しい景色を見ながら、ゆったりとした時間を過ごせる素晴らしい施設です。
参考:牧野植物園ホームページ
東京都練馬区
東京都練馬区に『牧野記念庭園』という施設があり、牧野博士の自宅跡地を一般公開したものです。ここでは340種あまりの植物が植えられ、記念館には博士の遺品が展示されています。
参考:牧野記念庭園情報サイト
日本ダービー記念日
1932年(昭和7年)4月24日、目黒競馬場で日本で初めてのダービー「東京優駿競走」が開催されたことを記念して制定されました。
東京優駿競走は一般的に「日本ダービー」の名で知られており、日本中央競馬会(JRA)が開催する3歳馬の頂点を決める芝2400メートルのレースです。
(補足)ダービーとは
競走名の「ダービー(Derby)」とは、1780年にイギリスで同レースを創設した、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレー氏にちなむ。現在は一般的に3歳馬の頂点を決める競走として世界各国の競馬場で「ダービー」が行われ、わが国でも”競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外にもその名が広く知れ渡るレースとなっている。
引用:「東京優駿(日本ダービー)・レースについて」JRAホームページより
三冠競走について
日本ダービーが開催されたのち、1938年に「菊花賞」が、1939年に「皐月賞」が創設されました。この3つのレースを合わせて『三冠競争』と呼ばれています。
3つのレースの特徴は以下のように言われています。
日本ダービー/「最も運のある馬が勝つ」
菊花賞 /「最も強い馬が勝つ」
皐月賞 /「最も速い馬が勝つ」
※縁起の良い日についてはこちらの記事にまとめています
縁起の良い日・悪い日
今日の出来事
ここでは、その年の4月24日にあった主な出来事を一覧でご紹介します。
2021年4月24日(土)の主な出来事
3回目の緊急事態宣言決定
政府は東京、大阪、京都府、兵庫県の4都府県を対象に3回目の緊急事態宣言を出すことを正式決定した。期間は4月25日~5月11日まで。
8度目の防衛に成功
ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが行われ、王者の寺地拳四朗選手が挑戦者の久田哲也選手を3-0の判定で下し、8度目の防衛に成功した。8度の連続防衛記録は歴代6位タイ。
新型コロナ感染者、各地で増加
国内の新型コロナウイルスの新規感染者が、4日連続で5000人を超えた。なかでも石川、兵庫、京都、三重、徳島、大分の6府県では過去最多となった。
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