5月14日といえば何の日を思い浮かべますか?
調べてみると、温度計に関する記念日がありました。約300年前に水銀温度計が作られ、これにより正確な温度が測れるようになりました。
我々の日常生活において、体温を正確に測ることは非常に重要になっていますよね。
さてここでは、体温計の日を含む「5月14日といえば何の日か?」に関する事や、その年の5月14日の主な今日の出来事などをまとめました。
5月14日は何の日?
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温度計の日
1724年、ドイツのガラス職人で物理学者のファーレンハイトが水銀温度計を作り、論文を発表しました。この水銀温度計により正確な温度を測ることができるようになり、科学界に大きな影響を与えました。
英米で一般的に使用される華氏温度の単位「°F」の“F”はファーレンハイトの頭文字から取られたものです。
このファーレンハイトの功績を記念して、彼の誕生日である5月14日を「温度計の日」と制定されました。
(補足)華氏の由来
華氏の由来は、ファーレンハイトの名前は中国語で「華倫海」となり、名前につける敬称「氏」を合わせて“華氏”となったそうです。
華氏と摂氏について
英米での温度の単位は「華氏(°F)」が使われますが、日本では「摂氏(℃)」が使われています。
この摂氏はスウェーデンの天文学者セルシウスの名前から来ており、セルシウスの名は中国語表記で「摂爾修斯」となります。華氏同様に敬称の「氏」が付けられ“摂氏”になったそうです。
ちなみに、華氏と摂氏を対応させると次のようになります。※日本基準で摂氏の方を切りの良い数字にしています。
状態 | 摂氏(℃) | 華氏(°F) |
絶対零度 | -273.15 | -459.67 |
水の融点 | 0 | 32 |
水の沸点 | 100 | 212 |
けん玉の日
1919年(大正8年)5月14日、現在使われているけん玉の原型となる「日月ボール」を江草濱次氏が考案し、実用新案登録されました。
この日にちなんで、グローバルけん玉ネットワーク(GLOKEN)が5月14日を「けん玉の日」に制定しました。
(補足)GLOKENについて
GLOKENことグローバルけん玉ネットワークでは、日本国内および海外でのけん玉の普及に取り組んでおり、けん玉ワールドカップの開催やけん玉検定なども手がけています。
※縁起の良い日についてはこちらの記事にまとめています
縁起の良い日・悪い日
今日の出来事
ここでは、その年の5月14日にあった主な出来事を一覧でご紹介します。
2021年5月14日(金)の主な出来事
インド型が市中感染か
東京医科歯科大学は新型コロナに感染した40代男性患者から、インド型の変異ウイルスが検出されたと発表した。男性は海外渡航歴はなく、市中感染したとみられる。
菅内閣支持率が発足後最低
時事通信が行った世論調査によると、菅内閣の支持率は32.2%、不支持率が44.6%で、支持率は過去最低となった。
DeNA、自力優勝消滅
プロ野球・DeNAは広島に敗れ、42試合目で自力優勝が消滅した。1989年の大洋ホエールズ時代に並ぶ早い記録となった。
三木谷氏が五輪反対を表明
楽天グループの三木谷浩史氏が、米CNNのインタビューで東京五輪の開催について「正直言って自殺行為のようだ」と話し、五輪反対を表明した。また、日本政府のコロナ対応については「10点中2点」とした。
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